タイのチェンマイに一人旅 体験談つき15項目完全ガイド

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2024年11月にタイのチェンマイに、女性一人で観光とワーケーション目的で10日間の一人旅をしました。

女性一人でも危険な目にはあわず、快適に旅を楽しむことができました。

気候、言語、物価、衛生面、治安、キャッシュレス度、他の旅人との出会いなど、旅行の前に気になっていたこと解決できるよう、項目別に記録することにしました。

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チェンマイ旅行 ベストシーズン

チェンマイでの一人旅:季節ごとの楽しみ方

チェンマイはタイ北部に位置し、一人旅にも人気の都市です。訪れる時期によって楽しみ方が変わるので、天候や現地の状況を考慮して計画しましょう。

乾季(11月~2月)は一年で最も快適なシーズンで、涼しく晴れた日が続きます。この時期には「ロイクラトン(灯篭祭り)」や「コムローイ祭り(Yi Peng Lantern Festival)」といった幻想的な祭りが開催され、多くの観光客が訪れます。

ただ、3月から5月は煙害(農地焼却による大気汚染)が深刻で、現地在住の方によると避けるべきとのことでした。

訪問時期を選ぶ際は、現地の祭りや気候、何がしたいかをもとにプランを立てると、充実した旅を楽しめるでしょう。

当ブログでは、他にも海外旅行に役立つ記事を掲載しています。

チェンマイ旅行 何泊くらいが理想?

観光のみが目的なら3,4日で寺院や観光地を回ったり、トレッキングなどの自然のアクティビティに参加できるでしょう。

英語対応のツアーでよければ、街中には旅行代理店が溢れているので、直前の現地でのアレンジもスムーズです。

私は、泊まったホステルでツアーを申し込むと20%のデイスカウントが聞いたので、Doi Suthep Templeの半日観光ツアーの予約を依頼しました。

私は観光より現地の人の生活も見て文化を味わいたかったので、10日間滞在することにしました。

チェンマイの治安

女性一人で夜歩いても身の危険は感じませんでした。

移動距離が長くなる夜の外出時は歩かず、GrabやBoltなどのライドシェアサービスを利用しました。ライドシェアサービスについては、記事後半で紹介しています。

マーケットの店員さんからも押しの強い勧誘やぼったくりなどもなく、快適に買い物を楽しめました。

ただ、ナイトマーケットや混雑した屋台などではスリにあう危険性があるので、貴重品の管理には注意しましょう。

こちらは海外で気をつけたいスリ対策について書いた記事です。

チェンマイの物価

チェンマイでの食事についてはローカル食堂や屋台を利用するとコストを抑えることができます。その他、買い物やホテルなどは個人の好みによって、リーズナブルにすることもできるし、高価なものを楽しむこともできるでしょう。

観光ツアーは外国人をターゲットにしていることもあり、丸一日のツアーなどとなると、それなりにかかるイメージです。

以下は私が使った金額の例です。

路面店(屋台)でオムレツ 20 THB

路面店(ローカル食堂)でおかゆ 40 THB

観光客向けタイ料理店でBasil Chicken 60 THB

おしゃれなカフェでラテとケーキ   184THB

ルーフトップのレストランで3品&2ドリンクを割り勘 230THB

お土産物屋でタイパンツ(柄もの) 150 THB

マーケットでタイシルクのストール   100 THB

マーケットでわらじのようなサンダル 190 THB

観光ツアーの例

Suthep Temple&Hmong Village半日観光ツアー 850 THB

チェンライへの1日ツアー(お寺巡りなど) 1500 THB

お寺巡りとLonk Neck Villageの1日ツアー 1600 THB

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チェンマイの言語事情

観光客が行くような店や、マーケットでは、たいていの場合店員さんは英語が通じました。

路面の屋台で、地元の人もよく利用しているようなお店ではタイ語だったので、メニューをGoogle 翻訳を使ってコミュニケーションしました。

チェンマイで食を楽しむ

チェンマイの郷土料理はカオソーイと言われるカレー味の麺です。

ぱりぱりしている麺も上に乗っていて、私はその触感をおいしく味わえました。

おつけもののような野菜も添えられていて、日本に似ている?と感じました。

Muay – Khao Soi Nimman近くのお店に行きました。ローカルの人がやっていますが外国人客に慣れていて、味もおいしかったです。

屋台やマーケットでは、以下のようなタイ料理を楽しむことができます。

パッタイ

グリーンカレー

フライドライス(焼きめし)

Basil Chicken(ごはんとひき肉の料理)

パパイヤサラダ

タイ風ソーセージ

辛いものや炒め物を食べた後はタイティーやデザートがおいしく感じます。

タイティーは屋台やカフェ、ショッピングモールなどでたいていどこでも売っていて、店員さんによっては甘さの好みを聞いて、控えめにしてくれることもあります。

デザートで何度もリピートしてしまったのが、Mango Sticky Riceです。

ココナッツ味のソースがかかっていて、甘すぎない濃厚な味わいとマンゴーのフレッシュさが味わえます。

旅行中は野菜も不足しやすく、サラダとかを食べたい!と思うかもしれません。

Alchemy Veganではサラダやラップなどの料理が充実し、ヴィーガンのお店なのでヨーロッパ系の外国人がたくさん食事を楽しんでいました。

チュリトスもデザートで頼みましたが、ヴィーガンと思えないほどおいしかったです。

チェンマイ在住歴が長い方のおすすめで行ったのが、Healthy Junkです。

ヴィーガンではないですが、ヘルシーな料理も楽しめて、どれを頼んでもおいしそうでした。Nimmanからのアクセスもいい場所です。

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チェンマイの衛生面

おなかが弱いので気になる、と言う方は路面店での食べ物は避けて、店内で調理しているものを選ぶといいでしょう。

屋台でも火を通している食べ物も多いので、見る限り外国人観光客も積極的に食べていました。

海外では飲食店では水が無料で出てこないことはよくあることですが、驚くことにチェンマイでは店によっては、水が出てきました。

ただ、日本のようにおしぼりまでは出てこなかったので、ウェットティッシュは携帯していると安心です。

衛生面で気になるのがトイレだと思います。私の感想としては他の東南アジアとあまり変わらず、日本より清潔感は劣るけど問題なく使えるという印象でした。

場所によって、様式、タイ式、日本式のトイレが選べるようになっていて、トイレのダイバーシティも感じました。

トイレでは別で気を付けたいことがあるので、別途後半の「チェンマイで気を付けること」の箇所に詳しく書きました。

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チェンマイで現金は必要?キャッシュレス事情

他の東南アジアに比べて、正直なところクレジットカードの使える率が低かったです。

大型ショッピングモールやスーパーやマッサージ店では使えましたが、小規模なお店やコンビニでは最低利用金額があって断られることが多かったです。

私は、あまり現金を持ち歩きたくないのでATMでキャッシングを考えていましたが、その手数料の高さにびっくりしました。

手数料は1回の取引当たり、220THBでした。屋台ご飯なら2,3食、おしゃれレストランでなら1人分の食事代くらいなので、結構痛いです。

金額が上がっても手数料が増えるわけではなさそうなので、現金を数日分持ってきて、数日過ごした後ある程度まとめてキャッシングすることがおすすめです。

その他に、現金を持ってきて両替する方法がありますし、街中には両替できるお店もあります。ただ、私が行った店はネットで見るよりもレートが割高でした。

このほかに現地の人が使っている手段として、QRコードをアプリで読み取って決済する電子マネーのようなシステムがあります。

私はマレーシアに住んでマレーシアの銀行口座を持っています。調べると東南アジアで協定を結んでいる国では国境をを超えても使えるそうなので、マレーシアの銀行のQRコード機能が使えるが試してみました。

すると、お店が国際取引に対応していると利用可能なようで、いくつかのお店でマレーシアのMayBankで決済ができました。対応していないお店では決済できませんでした。

このほかに、コンビニではAlipayという中国発祥の電子マネーに対応していました。

マレーシアのTouch’n goというアプリも利用できたので、これを利用して現金の消費をおさえました。

Alipayは日本人でも登録できるようなので、現金を極力持ち歩きたくないし、キャッシングしたくない場合は試してみるのもいいでしょう。

チェンマイでの移動手段

電車もありますが、バンコクからの移動など長距離が目的になっています。

日本のように街中に細かく駅があって、電車が頻繁に走っているわけではありませんでした。

私は主にGrabやBoltというライドシェアサービスにお世話になりました。

車とバイクを選ぶことができ、食品のデリバリーにも対応しています。

空港から荷物をもって移動するとき以外は、リーズナブルなのでほとんどバイクを利用しました。

ただ、あまり市内から遠くを目指すとつかまりにくくなることがあります。

自然の中のカフェに行きたいと思って調べて行くと、帰りにドライバーを捕まえるのに苦労しました。

安全を目指す場合や時間が迫っている場合は、旅行代理店に行ってドライバーを時間制で雇うと確実です。

チェンマイで気をつけること

トイレには、基本トイレットペーパーは流さないようになっているようで、そのような表示をよく見かけました。

(高級ホテルなどだと違うかもしれません)

私は2件の宿泊先に滞在しましたが、1件目のホステルではなんとトイレットペーパーを流しすぎて詰まってしまいました。

幸いそのホステルは無料で対応してくれましたが、2件目の宿泊先では詰まったトイレの修理はTHB500がかかる、と張り紙がしてありました。

このほか、コムローイ祭りに参加したときも、会場の女子トイレの外国人がトイレットペーパーを流したのかほとんどのブースが詰まってしまい、長い行列がさらにすごくなっていました。

流れないなら無理して洋式トイレじゃなく、思い切ってぼっとんにしてもよかったかも、と思ってしまいました。

なので、それ以降街中やホテルではトイレットペーパーをゴミ箱に入れ、流さないように心がけました。

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チェンマイのマーケットで買い物

東南アジアっぽいマーケットと、クリエイティブなマーケット両方があります。

まずは、ガイドも押していたチェンマイでも大きなナイトマーケットKalare Night Bazaar

この道沿いはすべて露店は服や雑貨の店になっていて、敷地内に入ると奥に屋台が並んでいます。あまりお土産に興味がなかったのですが、伝統的な製法の小物入れや麻の衣料、クラフト製品などもあり、見ているだけでも楽しめます。

強引な勧誘はないですが、値引き交渉はライトにしてみると少し値切ってくれましたので、コミュニケーションとして楽しむのもいいと思います。

おしゃれなマーケットであるJing Jai Marketにも行きました。

こちらは外国人観光客だけでなく、地元の人も食品を買いに来たりしているようでした。

衣料品やかごのバッグなど、屋台的なマーケットとはワンランク上で品質の高い店が並んでいました。

「これが東南アジア?」と思うような意外性のあるものや、アーティスティックな雰囲気が好きな方におすすめです。

チェンマイでマッサージ

チェンマイのマッサージ屋さんは、1時間 300 THBからで、タイ式のマッサージなど色々なマッサージを受けることができます。

タイ式のマッサージはストレッチ要素も入っていて、血流が良くなって柔軟性が高まる感じがしました。行ったお店を紹介します。

  • Madam Massage
    がやがやした路面店ではなく、リラックスできる環境がいい方へ。
    1階は受付と足のマッサージの場所になっていて、全身マッサージは2階で行います。
    日本の一軒家のような建物で、田舎感を感じながらリラックスして受けることができました。クレジット利用は500THBからで別途手数料がかかります。
  • Heng Heng Thai Massage
    Nimmanにあるマッサージ街?にあるお店です。
    店員さんのホスピタリティが素晴らしく、施術後にはお茶とクッキーも出てきました。
    2階や3階での施術になるので、人目につく路面ではなくリラックスできます。
    嬉しいことに、クレジットカードでも手数料を取られませんでした。

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チェンマイでワーケーションとノマド向けのカフェ

チェンマイは世界中からノマドワーカーが集まる聖地としても知られています。

今回私も約一週間働きながら滞在しましたが、とても快適に過ごすことができました。

まず、カフェの数の多さとそのクオリティが、他の都市とは圧倒的に違うと感じます。

リモートワークも普及してきたとはいえ、まだカフェで仕事をする人はごく一部な私が住んでいるクアラルンプールでは、事前にリサーチをして電源があるか、混雑具合はどうか?など確認する必要があります。東京など日本の都市でも同じことが言えると思います。

この点、チェンマイではスターバックスのようなチェーン店でなくても働く人ウェルカムな雰囲気なことが多く、電源も備わっていたので、いつも持ち歩いているモバイルバッテリーを使うことは全くありませんでした。

行って良かったカフェを紹介します。

Blue coffee at Agriculture CMU

チェンマイ大学の敷地内にあり、学生や地元の人も多く来る人気のお店です。

天井が高く開放的で、窓からは田園風景が見えるのどかな感じがとても素敵です。

Wifiはオーダーにより2時間ごとのチケットでパスワードが配布される方式でした。

チェンマイ在住の方が、おすすめカフェの記事を集めて一つの記事にしています。

きっとみなさんのお気に入りが見つかります。

チェンマイ在住の人や滞在中のノマドと出会う方法

チェンマイにはノマドや世界から旅人が集まるコミュニティがあります。

Facebookで”Chiang Mai travel” などと検索すると、情報交換ができるグループがいくつか出てきます。

私はこのFacebookグループから何人かと繋がってメッセージを交換し、シンガポール人の一人旅している男性と食事に行きました。

また、現地ツアーに参加したときは、一人旅のオーストリア人の女性がいたので、声をかけて一緒に行動しました。

今回利用していませんが、MeetUpというアプリでも、ノマドの人の集まりやNetworking会が開催されています。

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チェンマイで猫に出会えるカフェ

チェンマイでは、道端や店舗で犬や猫をよく見かけます。日本よりも自由にうろうろしている印象です。

動物好きな方には嬉しい環境だと思います。

ただ、寺院をうろうろしている犬には近寄らないようにと、お寺のスタッフの方から注意がありました。近寄ると警戒する犬もいるようです。

猫については、猫カフェもありましたが、一般的なカフェでも飼われているのか、出入りしていることもありました。

Beam&Col. coffee bar

ノマド向けに仕事にも快適に使えるこのカフェは、奥のエリアで猫のケージがあり、2匹飼われているようでした。

店内にも自由に出入りして2匹で追いかけっこをしたり、自由に遊んでいました。

Becoming Brew and Bake

店内はオーナーが猫好きだということがすぐわかる感じで、コーヒーの容器も猫のイラスト入り、2匹の母と娘のグレーのフレンドリーな猫が迎えてくれました。

猫グッズも売られているので、市内からは少し離れていますが、猫好きは足を伸ばしてみる価値はあるでしょう。

マレーシアに旅行の予定のある方は、こちらの猫カフェの記事も参考になればうれしいです。

チェンマイで一人旅 まとめ

乾季(11月~2月)は一年で最も快適なシーズンで、3月から5月は煙害(農地焼却による大気汚染)が深刻なため避けた方がいい。

現地には英語対応の旅行代理店が多数あり、直前の予約も受け付けてくれる。

チェンマイは比較的治安がいいが、ナイトマーケットや混雑した屋台などではスリに注意

チェンマイではローカル食堂や屋台を利用するとコストを抑えることができる。

観光客が行くような店では、たいてい英語が通じる。

屋台などでタイ料理が楽しめるほか、ベジタリアンやヴィーガンむけのお店も充実している。

衛生面が気になる人はウェットティッシュを持参するといい。

クレジットカードの利用は、最低限度額があり限られることが多い。

マッサージ店やショッピングモールにある店舗では利用できることが多い。

チェンマイでの移動手段は、ライドシェアのバイクが便利。

トイレにトイレットペーパを流さないように注意しているところも多い。

チェンマイにはデジタルノマド向けの仕事に便利なカフェも多くあり、ノマドむけのコミュニティもある。

チェンマイに一人旅だけど不安、Facebookで外国人と繋がってもちょっと…という方は、XなどのSNSで現地在住の日本人と繋がって情報収集するのも一つの方法です。

皆さんの旅が快適で楽しいものになりますように。

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この記事を書いた人
みにさき

大学生まで海外に出たことがない、世間知らずな一人娘。

オーストラリアのパースにワーキングホリデーに行き、住み込みベビーシッターなど全くの英語環境で悪戦苦闘しながらも1年滞在。
帰国後に受けたTOEICのスコアは渡航前より300アップ。

その後は日本で英語を使用する仕事を軸に、メーカーから接客業、派遣社員からフリーランスまで幅広い仕事を経験する。

再度海外に住みたい思いが強くなり、海外就職を決意し、マレーシアへ移住。

現在はフルリモートの外資系企業で働きながら、海外就職や女性のキャリアについてブログやSNSで発信中。

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