シンガポールで使えるeSIMの料金比較 期間・目的別

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シンガポール旅行や出張を計画中ですか?
スマートフォンの利用が当たり前になった現代、現地での通信環境は快適な旅を左右する重要な要素です。
eSIMなら、SIMカードを物理的に交換する手間なく、オンラインで完結する手続で手軽に現地通信を利用できます。

本記事では、日本語でサポートを受けられるプリペイドeSIMサービスに注目し、料金プランを比較。デジタル化が進むシンガポールで、よりスムーズな旅行を実現するためのヒントをお届けします。

2024年9月時点での情報ですので、今後変更となる可能性があります。
詳細は各企業のページでご確認ください。

シンガポールでのスマートフォンのデータの必要性

シンガポールは東南アジアの中でも発展している経済大国です。

デジタル化が進んでおり、到着時の入国カードの記入もオンラインで、公共交通機関はGoogleMapで時間が正確に分かるようになっており、クレジットカードを使って改札に入場できます。

また、ライドシェアサービスもあるので、Grabなどを利用する時にもスマートフォンの存在は欠かせません。

私自身も2023年と2024年にシンガポールに行った際は、GoogleMapを使って行き方を調べるのにスマートフォンが手放せませんでした。

見どころが多くあり、ほとんどが公共交通機関でアクセス可能なため、観光で一日2万歩以上歩く日もありました。

このため、特に団体ツアーなどを利用しないで個人で観光を考える方には、スマートフォンのデータは必須と言える環境です。

仕事でほとんどオフィスにいある場合や団体ツアーでの行動など、Wi-Fi環境で間に合ったり、外出先で自分で調べる必要がない場合は、eSIMは必ずしも必要ありません。

しかし、eSIMは1日や1GB単位で契約できるプランも豊富なので、万が一の際に備えて少しだけ利用したいという方にもおすすめです。

こちらは、私が2024年3月に母をシンガポールに連れて行ったときのブログです。
現地で使えるスマートフォンを持っていない母とはぐれてちょっとしたパニックが起こりました。

eSIMの仕組みとメリット

シンガポール旅行で、日本で使っているスマートフォンをそのまま使いたいけれど、高額な通信費が気になるという方も多いのではないでしょうか。eSIMなら、そんな悩みを解決できます。

現地で簡単にインターネットに接続でき、国際ローミングよりも経済的に旅行を楽しむことができます。オンラインで手軽に手続きが完了し、物理的なSIMカードの交換は不要です。

Wifiルーターのように別の荷物が増えることもなく、借りに行ったり返しに行く時間も不要なので、貴重な旅行期間を効率よく使うことができます。

さらに、日本語で日本にいるときに申し込みができるサービスも充実しているので、海外での外国語での手続きに慣れていない方でも安心です。

eSIMについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ご自身のスマートフォンがeSIMに対応しているか、また、eSIMの仕組みについても詳しく解説しています。

シンガポール旅行向けおすすめeSIMランキング

シンガポールで使える、そして日本で手続きを完結できるおすすめのサービスを比較ました。
コストパフォーマンスの面で考えると、以下の3社がおすすめです。

海外データeSIM【旅ともモバイル】

シンガポール専用プランは使い切りとなっています。1日1Gも使わずリーズナブルな料金でライトな使用を予定している方、お試しでサブ回線として使ってみたい方におすすめです。

海外旅行のためのお得なeSIM【Saily】

NordVPN、NordPassを提供する世界的なデジタルセキュリティおよびプライバシーブランドであるNord Securityが提供するサービスです。
30日間のプランでもリーズナブルなものがあります。

海外eSIM販売サイトVOYAGEESIM

マレーシアでの使用はシンガポール/マレーシア/タイで利用可なプランを選択します。
外出先でも使用し、1日1GB程度通信をしたい方におすすめです。

それでは、シンガポールに滞在する期間別に料金を比較していきます。

シンガポール滞在期間7日まで

3日5日7日
海外データ通信専用プリペイドeSIM【旅ともモバイル】600円
3GB
ご指定いただいた日数分使用でき、容量を使い切ると利用できなくなります。
海外旅行のためのお得なeSIM【Saily】$3.99 ※1
1GB
USDをJPYに変換
JAPAN&GLOBAL eSIM
アジア周遊プラン ※1
890円 ※2
1GB
指定期間で総量GB利用後、期間内低速無制限
1,090円※2
3GB
指定期間で総量GB利用後、期間内低速無制限
海外eSIM販売サイトVOYAGEESIM
シンガポール・タイ・マレーシア周遊プラン
1,250円
3GB
2,150円
7GB
World eSIM
期間容量プラン
1,258円
3GB
データ通信を使い切った場合データ通信が停止、または速度が制限

※1. この期間だけを比べると、Sailyは1GBしかないように見えますが、30日でもUSD10以下の料金プランもあります。記事後半の16日〜30日のプランもチェックしてみてください。
尚、こちらのFAQ記事を確認すると、データは使い切ると購入しなおしになり、他の企業のように低速で通信可能とは記載がありません。Sailyは日本企業ではなく米国企業が運営しています。

※2. Japan& GLOBAL eSIMは、シンガポールでのみ利用のプランもありますが7日間で 1,490円3GBとアジア周遊より割高になっていたので、周遊プランを掲載しました。詳細はサイトでご確認ください。

シンガポール滞在期間8日~15日

10日15日
海外データ通信専用プリペイドeSIM【旅ともモバイル】800円
5GB

1,100円
7GB
ご指定いただいた日数分使用でき、容量を使い切ると利用できなくなります。
JAPAN&GLOBAL eSIM
アジア周遊プラン ※3
1,190円
3GB※3
指定期間で総量GB利用後、期間内低速無制限
World eSIM
期間容量プラン
1,702円
5GB
データ通信を使い切った場合データ通信が停止、または速度が制限

※3. Japan& GLOBAL eSIMは、シンガポールでのみ利用のプランもありますが14日間で 1,690円 3GBとアジア周遊プランより割高になっていたので、周遊プランを掲載しました。詳細はサイトでご確認ください。

※4. 海外旅行のためのお得なeSIM【Saily】には8日~15日に対応するプランがないように見えますが、30日でもUSD10以下の料金プランもあります。次の章の16日〜30日のプランもチェックしてみてください。Sailyは日本企業ではなく米国企業が運営しています。

シンガポール滞在期間16日~30日

20日30日
海外旅行のためのお得なeSIM【Saily】$6.99
3 GB

$9.99
5 GB

$15.99
10 GB

$22.99
20 GB
USDをJPYに変換
海外データ通信専用プリペイドeSIM【旅ともモバイル】1,600円
10GB
ご指定いただいた日数分使用でき、容量を使い切ると利用できなくなります。
Glocal eSIM2,280円
10GB
利用可能な通信容量を超過した場合、通信停止


JAPAN&GLOBAL eSIM
アジア周遊プラン ※5


1,990円※5
5GB
3,190円※5
10GB
6,190円※5
20GB
指定期間で総量GB利用後、期間内低速無制限
World eSIM
2,738円
10GB
3,280円
10GB

※5.Japan& GLOBAL eSIMは、シンガポールでのみ利用のプランもありますが30日間で2,490円/5GB, 3,390円/10GB,4,990円/20GBです。詳細はサイトでご確認ください。

シンガポールも含めて東南アジア周遊する場合

1日3日5日7日8日10日15日20日30日
JAPAN&GLOBAL eSIMシンガポール/インドネシア/マレーシア/中国/香港/マカオ/韓国/タイ/カンボジア890円
1GB
1,090円
3GB
1,190円
3GB
1,990円
5GB

3,190円
10GB

6,190円
20GB
海外eSIM販売サイトVOYAGEESIMシンガポール・マレーシア・タイ1,250円
3GB
2,150円
7GB
海外データ通信専用プリペイドeSIM【旅ともモバイル】シンガポール/マレーシア/タイ300円
1GB/日

500 円
2GB/日
800円1GB/日

1,100円
2GB/日
1,100円
1GB/日

1,700円
2GB/日
1,400円
1GB/日

2,100円
2GB/日
1,800円
1GB/日

2,700円
2GB/日
2,700円
1GB/日

4,000円
2GB/日
3,500円
1GB/日

5,300円
2GB/日
5,300円
1GB/日

7,900円
2GB/日
世界140の国と地域で使える【TRAVeSIM】シンガポール、インドネシア、タイなどアジアの30の国と地域1,980円
6GB
Glocal eSIMシンガポール・インドネシア など14の国と地域3,780円
1GB/日

4,980円
2GB/日
5,780円
1GB /日

8,080円
2GB/日 

シンガポールに行く方は、マレーシアへ足を延ばしてみるのはいかがでしょうか?こちらはマレーシアで使えるeSIMの記事です。

シンガポールでのeSIM購入まとめ

  • デジタル化が進むシンガポールで個人旅行を計画する場合、スマートフォンの外出先でのデータ使用が必須となる。
  • eSIMは短期間・少量のデータプランも用意されているため、万が一、予定外の外出やデータ通信が必要になった場合でも、手軽に利用できる。
  • シンガポールでのeSIMは、シンガポールでのみ使えるプランと、東南アジア周遊プランがある。
  • 使用容量に合わせて、少し長めの滞在期間のプランも比較してみると割安になることがある。

本記事を読んだ方のシンガポール旅行が快適になりますように。

シンガポールとマレーシアの比較をした、当ブログの人気記事です。(リンク先準備中)

この記事を書いた人
みにさき

大学生まで海外に出たことがない、世間知らずな一人娘。

オーストラリアのパースにワーキングホリデーに行き、住み込みベビーシッターなど全くの英語環境で悪戦苦闘しながらも1年滞在。
帰国後に受けたTOEICのスコアは渡航前より300アップ。

その後は日本で英語を使用する仕事を軸に、メーカーから接客業、派遣社員からフリーランスまで幅広い仕事を経験する。

再度海外に住みたい思いが強くなり、海外就職を決意し、マレーシアへ移住。

現在はフルリモートの外資系企業で働きながら、海外就職や女性のキャリアについてブログやSNSで発信中。

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