マレーシアで文化の違いで驚いたこと5つ 海外就職 マレーシア移住

マレーシア生活
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私はマレーシアに3年以上滞在していますが、特に最初のうちは文化の違いを強く感じました。
日本人だけでなくマレーシアにいる外国人の方も似たような経験するかもしれません。
マレーシアに住んでいる外国人の一意見として、楽しく読んでもらえたら嬉しいです。

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朝のコンビニで衝撃!食のカルチャーショック

会社勤めを始めた頃、コンビニに飲み物を買いに行きました。

マレーシアにも「ファミリーマート」があり、食料品やコーヒーなどを販売しています。

出勤前にここで朝食をとる地元の人も多いみたいです。

ある日、朝、コンビニのドアを開けてびっくりしました。

ドアを開けて店内に入ると、強烈なスパイシーな香りがして、その匂いが衝撃でした。

日本では朝コーヒーやサンドイッチ、お弁当を買うことはあっても、朝から辛いものを買うことはまずないからです。

現地の人たちは、トムヤムおでんを食べていました。

日本のおでんをマレーシアでよく売れるように辛くアレンジしているようです。

現地の人が辛いものが好きなのは分かっていたものの、まさか朝から辛いものを見たり嗅いだりするとは思っていなかったのでびっくりでした。

当時そのことをTwitterでつぶやくと反応がありました。

マレーシアの人は
朝からカレー🍛食べるし
仕事後のファミマでは
スパイシーなおでんで
ドア開けたら
エスニックな香り充満!

同僚の一言

マレーシアでの辛いもの🇲🇾は
日本人にとっての味噌みたいなもんなんだよ🇯🇵

に妙に納得した😂

x.com

1日2件以上のアポは取れない?

業者にアポを取るときに、現地の人はのんびりしていて遅れてくることもあります。

私はそのことを想定して、午後1時にアポを取り、1時半か2時くらいに来るだろうと思っていました。

ところが、なんと朝11時に電話がかかってきたのです。

驚きを隠せませんでした!

幸いなことに、私は部屋の外に出ていなかったので、部屋の片づけをして下に降りました。

外で約束をしていて、家に帰るのが午後12時以降になったらどうするんだろう?なんて考えながら。

時間通りに来ることを期待するのが日本人らしいのは分かっていても、早い時間というのは完全に予想外でした。

ネットショッピングや宅配便を注文したときもそうで、時間にかなり大雑把でした。

それ以来、一日にたくさんの予定を入れないようにしています。

イライラしてストレスがたまるだけなら意味がないので、あまり気にしないようにしています。 周りの環境を変えることができないですしね。

私自身も約束の時間に遅れてしまうことも最近ではよくあります。

マレーシアの様子をもっと詳しく知りたい方むけに、渡航初年の2020年の様子をKindle書籍で紹介しています。

平均年齢が若い!&デジタルフレンドリー

マレーシアの国民の平均年齢についてネットで何か調べたとき、びっくりしました。

2021年の年齢の中央値は30.1歳、人口構造はきれいなピラミッド型をしています。

参考:https://countryeconomy.com/demography/population-structure/malaysia

マレーシアは日本より若い人が多く、まだまだ経済成長のチャンスがあるのです。

日本では高齢化が当たり前になっているのでマレーシアの平均年齢を聞いたときは一種のカルチャーショックでした。

また、高齢者もデジタル機器に親しんでいて、何でもスマートフォンで済ませてしまうことにもびっくりました。

ロックダウン中にスーパーマーケットに入ったとき、コロナの感染状況をモニターするアプリ「My Sejahtera」のQRコードをスマホでスキャンしているご高齢の夫婦がいて、思わず写真を撮ったこともあります。

面倒な書類の手続き手間が省けるので、個人的にはデジタル化が進んでいるマレーシアの生活がとても効率的で気に入っています。

“Can “は何でもありの意味

マレーシア人はシンプルな表現を好むようです。

時には、たった一語の “can “が、いろいろなことを意味することもあります。

「はい、できます。/ 可能です。」

例えば、誰かに日曜日は予定が大丈夫かと聞くと、”Can “と答えて、“Yes, I can. “の意味になったり。

お店で砂糖なしのアイスティーが飲めるか聞いても、“I can do it for you “を意味する “Can “と返ってきたり。

また、何か不具合があったときに、誰かが “Can “と言えば、”no problem”という意味になります。

最初は聞き慣れませんでしたが、だんだんそのニュアンスが分かってきました。

マレーシアはのんびりした国ですが、彼らはいかに省略してシンプルに思いを伝えるかを工夫しているみたいです。

マレーシアに行ったとき、現地の人が言っていることが理解できなかったら、それは「マングリッシュ」かもしれませんね。

ハンカチと傘がデパートにない

マレーシアではなかなか手に入らないものが時々あります。

ひとつはハンカチです。

マレーシアには四季がなく、常夏なので、タオルのハンカチが簡単に見つかると思っていました。

しかし、こちらのお店やデパートでは、思ったようなものが見つかりませんでした。

大きめのものはありましたが、それは期待したものではなく...

ポケットや小さなハンドバッグに入れられるようなものが欲しかったのです。

マレーシア人の友人に会うと、彼女はティッシュで汗を拭いていました。

マレーシアは車が便利なので、汗を拭くためのミニタオルを持ち歩く需要はあまりないのかもしれません。

傘もそのパターンです。

折りたたみ傘はデパートでは一切見つけられなかったので、びっくりしました。

コンビニでシンプルで大きいものは売っているので、デパートではもっとかわいくデザインのいいものが売られていると期待していました。

ISETANに行っても、AEONに行っても、傘が全くないというのは衝撃でした。

マレーシア人の友人にこの話をすると、マレーシア人は傘を買わないことも多いようです。

カーディーラーなど業者から傘をもらう文化があり、どの車にも1本以上傘が置いてあるとのこと。

海外生活で現地の文化を理解するのは面白いととらえて、真面目になりすぎず気楽に構えるのがストレスをためないコツです。

何か足りないものがあっても、マレーシア人がよく言う「オーケー・ラ」で解決!

この記事が海外生活を考える人の参考になりますように。

マレーシアへの海外就職の時系列の体験記を以下の記事で紹介しています。

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この記事を書いた人
みにさき

大学生まで海外に出たことがない、世間知らずな一人娘。

オーストラリアのパースにワーキングホリデーに行き、住み込みベビーシッターなど全くの英語環境で悪戦苦闘しながらも1年滞在。
帰国後に受けたTOEICのスコアは渡航前より300アップ。

その後は日本で英語を使用する仕事を軸に、メーカーから接客業、派遣社員からフリーランスまで幅広い仕事を経験する。

再度海外に住みたい思いが強くなり、海外就職を決意し、マレーシアへ移住。

現在はフルリモートの外資系企業で働きながら、海外就職や女性のキャリアについてブログやSNSで発信中。

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