マレーシアのコンドミニアムで一人暮らし 部屋探し・初期費用・ 注意点

マレーシア生活
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マレーシア在住歴4年で、今まで一人暮らし、ルームシェアで色々な物件に住んだ経験のある私が、マレーシアでの部屋の探し方、初期費用、日本との違いや注意点を紹介します。

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マレーシアで部屋を探す前に 

マレーシアにも日本と同様に一軒家とマンション(コンドミニアムと呼ぶ)があり、かかるコストも様々です。
一般的には日本人を含む外国人は、セキュリティ完備のコンドミニアムに住むことが多いです。

マレーシアの一人暮らし事情

日本では一人暮らしとなるとワンルームマンションなど、一人で全ての部屋を借りるのが一般的ですが、マレーシアでは1物件内に3部屋以上、複数のバスルームがあることも珍しくなく、部屋を共同で借りるシェアも一般的です。

マレーシアのコンドミニアムの設備について

「マレーシアではプールやジムつきのコンドミニアムに安い値段で住める」ということがよくSNSなどで話題になりますが、とても暑い国なので一般的にはジムとプールはコンドミニアムに備わっていることが多いです。

ただ、やはり暑い国のせいか、日本と異なり全ての部屋にバスタブがついているわけではなく、シャワーブースのみのこともあります。
複数のベッドルーム以上の物件で一部についているということが多いです。
中には一人暮らし用のstudioという物件でもバスタブがあることがありますが、数が少ないので、どうしても必須な場合は物件が限られることを頭に入れておきましょう。

また、バルコニーがなく洗濯物を干すことができない物件もあります。
地域にもよりますが、排気ガスも多いので、マレーシアのコンドミニアムでは乾燥機で乾かすか部屋干しすることも多いです。

本ブログでは他にもマレーシア生活に役立つ記事を公開しています。

マレーシア コンドミニアム 部屋探しのサイト  

私がこれまで利用してきたサイトを紹介します。

部屋探しをするとき、不動産サイトで見てエージェントに内見をお願いするのは日本と同じです。
マレーシアでも日系の不動産屋があり、日本人が日本語で対応してくれる会社もあるので、希望の場合は「マレーシア 賃貸」などで検索します。

私は日系不動産会社を利用せず、以下のような方法で探しました。
マレーシア生活初級から上級になるように順番に書きます。

マレーシア部屋探し初級

日本語で対応できるので、マレーシア生活が初期の方、短期契約を探している方におすすめです。

【マレーシア掲示板】
https://kaigai-bbs.com/mys/thread/rent

日本人が運営しているサイトで、コンドミニアム1部屋全体を貸すものからシェアまで幅広く投稿があります。

マレーシア部屋探し中級

自分がテナントとなって部屋を借りる賃貸契約のサイトです。

現地エージェントの電話番号とWhatsAppが掲載されているので、英語で連絡をとって内見のアポイントをとる必要があります。

【iProperty】
https://www.iproperty.com.my/rent

【PropertyGuru】
https://www.propertyguru.com.my/property-for-rent/p/rooms-for-rent

マレーシア部屋探し上級

現地の人や海外の人とのコミュニケーションが必要なのと、土地勘があったほうがいいので、マレーシア生活に慣れてきた人におすすめです。

【Facebook Group】

Facebookには、部屋のレンタルを募集している投稿を掲載しているグループがたくさんあります。

エージェントのものもありますし、ルームメイトを募集している人の投稿もありますので、グループに参加して情報を入手し、コンタクトしてみるのも一つの方法です。
自分が探している部屋の条件を投稿することもできます。

グループの例

ルームシェア専用サイト

【Mudah】
https://www.mudah.my/malaysia/rooms-for-rent

ルームメイトを募集している投稿を見ることができます。
Mudahでは、家具や車の売買などの投稿もあるので、引っ越しの際にも重宝します。

マレーシア コンドミニアム 初期費用の目安

マレーシアでコンドミニアムを契約をするときの初期費用は約 2.5ヶ月分(初月家賃別)と言われています。

2ヶ月分の家賃と光熱費分はデポジットなので、退去時に何もなければ戻ってきます。 

以下は、家賃がRM2000だった時の例です。

  • 初月家賃 RM2000
  • 家のデポジット2ヶ月 RM4000
  • 光熱費デポジット RM1000
  • カードキー発行 RM50
  • 契約書に貼るstamp代 RM400
  • 計 RM 7450

デポジットは契約満了時に部屋のダメージなどが何もなければ戻ってきます。

契約終了前に退去しないといけない場合は、返ってこないか、オーナーに交渉が必要です。

マレーシア コンドミニアム 契約時の注意点

日本ではシェアハウスなどを除いて家具がついていないことが一般的ですが、マレーシアでは家具付きのものもあります。

“Fully Furnished””Semi Furnished””Partially Furnished”など記載がありますので、内見の前に何がついているかを確認しましょう。

日本では外国人が禁止の物件があるなど手続きが煩雑なイメージがありますが、マレーシアは移民の国なので外国人には寛容です。
この点はあまり心配しなくてもいいと思いますが、シェアの場合は何か条件やルールがないか注意しましょう。

一人暮らしの場合はインターネット・光熱費・水道代などは別途自費負担となることが多いですが、シェアの場合は家賃に含まれるのかそうでないのかを確認が必要です。

マレーシアのコンドミニアム 家具について

私が実際に一人で部屋を契約した時の家具付きの部屋についていたものを一例として紹介します。

あらかじめついている家具や、あとからリクエストできるかなどはオーナーによるので、参考程度になればと思います。

家具付きコンドミニアムについているもの

自分がテナントとなって契約した2件の部屋には、大型家具や家電など以下のものがついていました。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機(乾燥機付きまたは洗濯機+乾燥機)
  • コンロ(電気式)
  • 電子レンジ
  • ベッド
  • ソファー
  • テレビ
  • カーテン・ロールスクリーン
  • ワードローブ(壁にそなえつけのものまたは箱型のもの)

部屋によりついているもの

  • 電気ケトル
  • 浄水器
  • デスクと椅子(ついていない部屋に住んだ時、コロナの時に自費で購入)
  • 靴箱(日本のように玄関の空間はない)
  • 掃除機
  • ゴミ箱
  • ハンガー
  • ベッドカバー・枕などリネン類
  • 食器など

また、水道水を飲むことが一般的ではないので、浄水器かウォーターサーバーが置いてあることが多いです。
浄水器は備え付けなのか、自分で設置する必要があるのかも確認しましょう。

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マレーシア コンドミニアム 入居後の注意点

マレーシアのコンドミニアムで生活していて、入居後に注意すべきことについてまとめました。

家電などの修理について

もともと部屋に家電がついている場合は、壊れた時にオーナーの負担となることが多いと思いますが、契約書で詳細を確認しておくと確実です。

また、電球が切れた時など、消耗品は自費での交換となることが多いようです。
契約書をかわすときに確認しましょう。

家電や水回りのトラブルなどが起こったときは、不動産エージェントが対応するのか、オーナーが対応するのかなども確認しておきます。

日本のようにきめ細やかなサービスではないことも多いので、残念ながら壊れたものを修理しないなど、横柄なオーナーがいることもあります。
可能であれば契約前にオーナーと話すか、以前物が壊れた時はどう対応したか、などをエージェントに確認できるのが望ましいです。

また、日本と違って何かの修理をするときは日中になります。
仕事が終わってからの時間には対応できないことが多いので、必要な場合は土日にも対応できるか確認しましょう。

マレーシアでのエアコン掃除について

マレーシアは常夏の国で、年中エアコンをつけていることから、コンドミニアムの契約書にはテナントにエアコンのメンテナンスについて指定していることがあります。

私の場合、1年に1回はメンテナンス(クリーニング)をすること、退去時にもクリーニングが必要な旨書かれていました。
メンテナンスは業者を家に呼んでフィルターを掃除してもらうことが多いです。
エアコンの種類にもよりますが、私が見積もりした業者はRM120-200で見積もりを出してきました。

マレーシア コンドミニアムで一人暮らし まとめ

  • マレーシアでは大きな部屋を複数の人で借りるシェアも一般的
  • マレーシアのコンドミニアムは家具付きのものもある
  • マレーシアの一人暮らしの初期費用の目安は家賃2.5か月分
  • 家電の修理やエアコンの掃除などは契約書に記載される

本記事がマレーシアで部屋探しをしている人、マレーシア移住を検討している人の参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人
みにさき

大学生まで海外に出たことがない、世間知らずな一人娘。

オーストラリアのパースにワーキングホリデーに行き、住み込みベビーシッターなど全くの英語環境で悪戦苦闘しながらも1年滞在。
帰国後に受けたTOEICのスコアは渡航前より300アップ。

その後は日本で英語を使用する仕事を軸に、メーカーから接客業、派遣社員からフリーランスまで幅広い仕事を経験する。

再度海外に住みたい思いが強くなり、海外就職を決意し、マレーシアへ移住。

現在はフルリモートの外資系企業で働きながら、海外就職や女性のキャリアについてブログやSNSで発信中。

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