マレーシアで一人暮らしとシェアの家賃相場 メリット・デメリット

マレーシア生活
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マレーシアで単身の人が部屋を借りたい時どんなオプションがあるか、家賃の相場や、一人暮らしのメリットとデメリットを紹介しています。

マレーシアで一人暮らしを2回、シェアを3回経験してきた在住歴4年の私が解説します。

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マレーシアで部屋を借りる方法

マレーシアで単身の人が部屋を借りるときは、Studioという日本でいう1LDKのような部屋を借りる場合と、別の人がオーナーである物件の1部屋だけを借りるシェアとがあります。

Studioの場合だと、日本の感覚だととても狭い部屋を想像しがちですが、マレーシアは住環境のコストパフォーマンスが良く、比較的広くて快適な家に住むことができます。

私はこれまで2件の物件で一人暮らしをしましたが、その広さは以下の通りです。

592 sq ft (55.99 m²)

467 sq ft (43.38 m²)

シェアの物件の場合でも、例えば3ベッドルーム 2バスルームなど、中の空間もとても広く、プライバシーが保たれるようになっていることも多いです。
もちろん、部屋ごとに鍵もかけられるようになっています。

マレーシアの住居・食生活事情

マレーシアのコンドミニアム(日本のマンションにあたる)には、公共スペースにジムやプールもあることが多いので、建物の外に出ず運動することができます。

マレーシアのコンドミニアムの探し方や初期費用についてはこちらの記事に詳細があります。

一人暮らしの場合、自分が好きな時に自炊すればいいですが、キッチンが共有となるシェアでは冷蔵庫のスペースや使用する時間が限られることがあります。

また、不動産の広告を見ていると、物件によっては”light cooking allowed”など、軽い料理しか許可していないところもあります。

ただ、外食がとても安価で日本に比べて手軽に利用できるので、こだわらない場合自炊を最低限にすることができます。

私も在住歴が長くなり、現地の人が行くような食堂で食べることも増えたので、年々自炊の機会が減っています。

マレーシアの食品や外食の物価についてはこちらの記事に詳細を書きました。

はじめは日本食が食べたくて自炊を多くすることもあると思いますが、一人暮らしだと食材の管理や保管が面倒なことがあります。

このため、外食やデリバリーをうまく活用すれば、一人暮らしだけでなく、シェアでの食生活もストレスなく乗り切ることができます。

マレーシアでの一人暮らしとシェアの違いと費用 

マレーシアで単身で暮らす場合の一人暮らしとシェアの費用の違いについてまとめました。

一人暮らしの家賃の相場

物価によって変動しますが、自分がテナントとなって、ジム・プールつきコンドミニアムの1ベッドルームの物件を契約する場合、2020年から2024年にかけては、RM1400-RM2400ほどで、都心部のコンドミニアムを探すことができました。
※マレーシアの通貨リンギット(RM)は、2024年執筆当時1RM=31円〜33円です。

最初に書いたように、少なくとも40平米ほどの部屋に住めることになるので、マレーシアの住環境のコストパフォーマンスの良さが分かると思います。

家賃は都心部で駅の近くになるほど上がり、都心から離れた町や学生が多く住む場所などでは低くなる傾向があります。

マスターベッドルームについて

シェアをする場合に、オンラインで検索していると”Master Bedroom”という単語を見かけます。

マスターベッドルームは、その物件の中で一番いい部屋を指し、部屋の中に専用バスルームがあるため、共用のバスルームを使う必要がありません。

このため、シェアでもプライバシーを確保したい場合はマスターベッドルームの部屋を探すといいでしょう。

シェアの家賃の相場

部屋がマスターベッドルームなのか、それ以外の部屋かによりますが、シェアだと家賃を低く抑えることができます。

共用バスルームの部屋だとRM700くらいから、マスターベッドルームのものだとRM1000から1300ほどの部屋を見かけます。

家賃に光熱費などが含まれているものと、そうでないものがあるので、こちらも注意して総合的に費用を計算することがおすすめです。

シェアと一人暮らしの月々の費用の違い

家賃の他に以下のような費用が月々かかることになります

  • インターネット費
  • 電気代
  • 水道代

自分がテナントとなる場合は、もちろんこれら全部が自己負担となり、インターネットの契約と解約手続きや、それぞれの支払いをすることになります。

シェアの場合は物件により、水道代やインターネット代が含まれていることがあります。

電気代だけはエアコンの使用状況で変動するせいか、今までのシェア生活では家賃と別に払うことが多かったです。

投稿に書かれていない場合は、エージェントに確認しましょう。

また、エアコンの清掃やクリーナーの手配など退去時に必要な手続きも自分で手配して行う必要があります。

初期費用については、シェアでも家賃の何倍かまたは一部を払うことになりますが、一人暮らしに比べて家賃自体が低くなることで初期費用も抑えることができます。

マレーシアでの一人暮らしとシェアのメリット・デメリット

一人暮らしにも、シェアにもそれぞれメリットとデメリットがあるので、経験上感じたことを紹介していきます。

一人暮らしのメリット・デメリット

メリット

  • 自炊・洗濯などルームメイトの状況を気にせず自由にできる
  • 友達を部屋に呼びやすい
  • プライバシーがある
  • 物をたくさん保管できる

デメリット

  • 光熱費や通信費は自己管理が必要
  • 浄水器など家電を自分で購入する場合がある
  • インターネット契約は2年など期間の縛りがある
  • 家賃や初期費用が割高になる

シェアのメリット・デメリット

メリット

  • 家賃や初期費用を抑えて生活できる
  • 一人で借りるより高いグレードや好立地の部屋に住めることがある
  • 自分でインターネットの契約や光熱費の支払いをしなくていい
  • 部屋によってはルームメイトと交流がある

デメリット

  • キッチンや洗濯機など共用で使う施設がある
  • 収納スペースに限りがある
  • 自炊をたくさんしたい人には厳しい
  • 人を呼ぶ場合、ルールに従う必要がある

これらは例なので、部屋によっては交流がなかったり、光熱費の清算方法が違うこともあります。

マレーシアで一人暮らしとシェア まとめ

  • マレーシアの住居は日本と比較して面積が大きい
  • マレーシアでは日本よりも自炊せずに外食がしやすい
  • シェアでもマスターベッドルームを選べば専用バスルームがついている
  • シェアでは初期費用を抑えられるが、荷物のスペースや人を呼びたい場合限りがある

これからもマレーシアでの生活に役立つ情報を配信していきます。

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この記事を書いた人
みにさき

大学生まで海外に出たことがない、世間知らずな一人娘。

オーストラリアのパースにワーキングホリデーに行き、住み込みベビーシッターなど全くの英語環境で悪戦苦闘しながらも1年滞在。
帰国後に受けたTOEICのスコアは渡航前より300アップ。

その後は日本で英語を使用する仕事を軸に、メーカーから接客業、派遣社員からフリーランスまで幅広い仕事を経験する。

再度海外に住みたい思いが強くなり、海外就職を決意し、マレーシアへ移住。

現在はフルリモートの外資系企業で働きながら、海外就職や女性のキャリアについてブログやSNSで発信中。

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