マレーシア人との国際結婚手続き完全ガイド【日本人の実体験】2026年4月版

マレーシア生活
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マレーシア人パートナーとの結婚を考えているけれど、「どんなプロセス?」「書類は何が必要?」と不安になっている方も多いのではないでしょうか。

私は非ムスリムのマレーシア人のパートナーとマレーシア国内で結婚手続きを行いました。ムスリムのパートナーの場合は、本記事とは手続きが異なります。

日本の役所で登録してからマレーシアで登録する方法、マレーシアの役所で登録してから在マレーシア日本大使館に申請する方法があるようですが、私たちはマレーシアに住むので後者で行いました。

この記事では、実際に経験した手順を時系列・書類リストとともにわかりやすくまとめています。

※本記事は2026年4月時点の実体験をもとにしています。制度・手数料・必要書類は変更される場合があります。手続き前に必ず各機関の公式情報をご確認ください

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全体の流れサマリー

手続きは大きく3つのフェーズに分かれます。

フェーズ① 日本側の書類の準備(日本の役所→ 在マレーシア日本大使館)

フェーズ② マレーシア政府機関での登録(Wisma Putra → JPN Putrajaya → 管轄JPN)

フェーズ③ 日本への婚姻届提出(在マレーシア日本大使館)

▼ 訪問する機関と順番

|1|日本の市区町村役所(帰国時 or 代理) |戸籍謄本の取得 

|2|在マレーシア日本大使館(申請) |婚姻要件具備証明書・出生証明書の申請 

|3|在マレーシア日本大使館(受取) |同上の書類受け取り(4営業日後)    

|4|Wisma Putra(外務省)プトラジャヤ |証明書類へのスタンプ(認証)

|5|JPN Putrajaya |婚姻承認・管轄JPNへの紹介レター取得

|6|管轄のJPN(例:JPN Shah Alam)|婚姻届提出・結婚式日程調整 

|7|管轄のJPN(結婚登録式当日) |結婚登録式・婚姻登録書の取得

|8|在マレーシア日本大使館   |日本への婚姻届提出   

STEP 1|戸籍謄本を取得する

まずは日本の区役所などで戸籍謄本を取得します。提出するときは原本でなくコピーでいいので、1通あれば対応できます。市区町村役所などで取得できます。在マレーシア日本大使館での取り寄せはできないので、帰国できない場合は家族への代理取得を依頼し、EMSなどで送付してもらう必要があります。

ポイント:

• 戸籍謄本は本籍地の記載があるものが必要

• マレーシアの大使館では発行不可

STEP 2|在マレーシア日本大使館で書類申請

所在地:https://maps.app.goo.gl/K1hxfkCBLmxDVFqJA

参考URL: https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/shoumei.html#marriage

申請するのは以下の2点です:

• 婚姻要件具備証明書(独身で、法律上結婚できる状態であることの証明)

• 出生証明書

申請時の持ち物:

• 申請用紙(大使館のページより ダウンロード

• 戸籍謄本(3ヶ月以内に発行されたものの原本、確認後に返却されます)

• パートナーのIC両面コピー(同伴は必要なし)

• 自分のパスポート

その場ではもらえず、申請から4営業日後以降に受け取ります。申請時にカウンターで受け取り日の予約ができます。

STEP 3|大使館で書類を受け取る

STEP2で予約した日に受け取りに行きます。

受取時の持ち物:

• 引換証

• パスポート

• RM70(2通分、現金払い)

大使館が発行する婚姻要件具備証明はすでに英語で記載されています。マレーシアの機関に提出するとき自分で翻訳する必要はありません。

STEP 4|Wisma Putraでスタンプを押してもらう

Wisma Putra – Ministry of Foreign Affairs(マレーシア外務省) でも、大使館発行の書類に公式スタンプ(認証)を押してもらいます。この認証がないと、次のJPN手続きに進めません。

費用:RM40(2通分、カード払い)

必要なもの:

• 婚姻要件具備証明書(大使館発行)

• 出生証明書(大使館発行)

婚姻など以外でも用事のあるさまざまな外国人が来ていて、待合では30分くらい待ちました。ハンコをバンバン連打する音が響き渡っていて、印象的でした。

STEP 5|JPN Putrajayaで婚姻承認を得る

次は国民登録局の本部JPN Putrajaya(National Registration Department)へ。ここでは婚姻の承認と、管轄のJPN支局への紹介レターを受け取ります。STEP5のWisma Putraと近い距離なので、同日に行くことができれば効率的です。

ネット上の記事を見ると、JPN Putrajayaで結婚の登録まで完了したとの情報がありましたが、私たちはこの段階では婚姻登録(Registration)はできませんでした。パートナーのICの管轄のJPNに行くように促され、用紙も渡されませんでした。ここでは、承認を得るのみです。

持ち物:

• 婚姻要件具備証明書(Wisma Putraのスタンプ入り)

• 出生証明書(Wisma Putraのスタンプ入り)

• 戸籍謄本のコピー

• パスポートの顔写真ページコピー

• パスポートのビザページ(またはe-Visa)のコピー

• 最終入国日のスタンプがあるページのコピー

受け取るもの:

管轄のJPN支局宛ての封がされた封筒(承認レター)。封筒は開封せず、そのまま次のステップで提出します。

こちらでも、さまざまな国籍のカップルが待合で待っていました。マレーシア人のICがこちらの地域のカップルは式もできるようで、専用の部屋を下見している人もいました。

STEP 6|管轄のJPNで婚姻届を提出する

管轄のJPN支局(例:JPN Shah Alam)に行き、いよいよ婚姻届を提出します。

2人で一緒に行き、その場で用紙に記入します。

注意:住所の記入について

まだ同居していない場合でも、女性側の住所欄には男性の住所を記入するよう指示されました。

持ち物:

  • パスポート、パートナーのIC
  • JPN Putrajayaからの封筒(封を切らずそのまま)
  • 証明写真:1人あたり2枚(パスポートサイズ、背景は青か白)

※Wisma Putra印入りの証明書、パスポートのコピー・ビザのコピーはJPN Putrajayaの封筒に同封されているためか、この日は不要でした。

書類受理後の流れ:

2人の名前と写真が掲示板に張り出され、21日間異議申立がなければ結婚が正式に成立します。承認される前提で担当者と結婚式の日程を調整し、予約します。

日本では、籍を入れるのは役所には二人で1回行き、その後披露宴を行いますが、マレーシアでは役所にも身内を呼んで登録式(ROM)を行います。

最初のころ、登録式には誰が来るのかとパートナーと話していた時、どんな状況なのか理解に苦しみました。

こちらのサイトは、現地で結婚したマレーシア人の人の登録式の写真が公開されているので、ROMのイメージを掴む参考になります。

STEP 7|結婚登録式(ROM)

掲示期間が終わると、いよいよ結婚式当日です。

証人(Witness)について:

男性側・女性側それぞれ1名ずつ必要です。私は日本人の友人にお願いしました。

持ち物:

• 本人のパスポート

• 証人のパスポート(原本 + コピー)

• 指輪・ブーケなど(必須ではありませんが、記念写真を撮る場合)

服装について:

ドレスとタキシードのカップルもいれば、オフィスカジュアル程度の方もいます。完全に自由です。私の前の順番のカップルはインド系でインドの民族衣装を着ていました。

身内以外にプロのカメラマンを呼んで同席してもらうことも可能です。

当日の流れ:

• カップルと証人の計4名が婚姻登録書にサイン

• 婚姻登録書は2通発行されます

• カバー(証書ケース)をRM10で任意購入可

STEP 8|在マレーシア日本大使館に婚姻届を提出する

マレーシアでの結婚が完了したら、日本にも婚姻を届け出ます。婚姻成立から3ヶ月以内に行う必要があります。

大使館は予約制です。 予約完了後にメールが届き、事前に書類を送付して添削してもらえる案内がありますので活用しましょう。

参考ページ:https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/gyoumu.html#marriage

持ち物:

• 婚姻届(大使館WebサイトからA3サイズでプリントして記入)

• JPN発行の婚姻登録書(原本+コピー)

• 自分のパスポート

• パートナーのIC(原本が必要。本人の同伴は不要)

• 婚姻登録書の日本語翻訳(大使館のフォーマットを使用)

• パートナーのICの日本語翻訳(大使館のフォーマットを使用)

翻訳のコツ:プロの翻訳家に翻訳してもらう必要はありません。自分の名前を翻訳者として記載できます。

名前・住所はすべてカタカナ表記が必要です。住所や役所名の書き方は大使館に直接確認するのがおすすめ。マレーシア人の名前はGoogle翻訳でのカタカナ変換を参考にしました。

登録後は特に何も証明書などは出ず、大使館に再度受け取りに来る必要もありません。届け出から1.5か月後くらいに、日本の区役所などで、戸籍謄本を取ると、登録が確認できるそうです。

実際の全体スケジュール・費用

こちらは私たちが実際に経験したスケジュールです。

3月中旬  戸籍謄本を2通取得

3月26日  大使館で婚姻要件具備証明・出生証明を申請

3月31日  大使館で書類を受け取り(RM70)

4月3日   Wisma Putraでスタンプ取得(RM40)

         → 同日にJPN Putrajayaで承認・紹介レター取得

4月6日   管轄のJPN(Shah Alam)で婚姻届提出・式の日程調整

         (掲示期間21日間)

5月12日  JPN Shah Alamにて結婚式・婚姻登録書取得

5月末        大使館に婚姻届を提出(日本への登録)

まとめ

マレーシアでの国際結婚手続きは、機関が多く複雑に見えますが、順番と必要書類を把握しておけばスムーズに進めることができます。

特に以下の3点は混乱しやすいので注意してください:

1. 婚姻要件具備証明書・出生証明書の英訳は不要:大使館発行のものはすでに英語です

2. JPN Putrajayaを経由し管轄のJPN支局に行く:JPN Putrajayaのみでは手続きできません

3. 大使館は予約制:事前予約と書類添削サービスを必ず活用しましょう

この記事がこれからマレーシアで結婚を迎えるカップルの参考になれば嬉しいです。おめでとうございます!

※情報は2026年4月時点のものです。手続き前に必ず在マレーシア日本国大使館の公式サイト等でご確認ください。

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この記事を書いた人
みにさき

人柄で魅せてグローバルに広げるライター。
新卒で入社した会社に違和感を覚え、興味のあった海外生活を体験すべく、ワーキングホリデーでオーストラリアへ渡航。帰国後は再就職に苦戦。キャリアが散らかり、フルタイムの転職は7回経験。じっくり自分と向き合うことを決断し、コーチングを受けながら、自己理解を深める。
マレーシアでリモートワークを認めるデジタルノマドビザに応募。わずかな経験だったが、プレゼン資料で自身をアピールし、2024年に承認を得た。言語化して発信することで道が拓けることを実感。
起業家のマーケティング支援活動を経て、ライティングをライフワークにしようと決め、個人・法人むけサービスを展開中。
Kindle出版5冊、ブログ運営経験(個人5年・法人3年)、SEOライター経験あり。

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